【2023年版完全ガイド】自宅用サウナにまつわる誤解を徹底解説


自宅用サウナにまつわる大きな誤解

世界中で愛され続けるサウナ。

その歴史は数千年前まで遡り、寒い冬を乗り越える入浴方法として北欧やバルト三国で発達しました。サウナ文化は現代まで受け継がれ、今日の北欧地域では一家に一台の自宅用サウナが普及しています。日本のお風呂文化と似ている点もあり、サウナは現在も北欧の人々の暮らしに深く根ざしています。

日本でも藤森慎吾氏や高橋茂雄氏などサウナ通の著名人が自宅に導入し、自宅用サウナの人気が急速に高まっています。本場の北欧のように、自宅でサウナを楽しむ人は今後も増え続けるでしょう。

一方、自宅サウナに関する疑問や不安の声をよく耳にします。

「メンテナンスが大変」「維持費が高い」「賃貸物件だから無理」

これらは自宅サウナのよくある誤解です。

自宅用サウナを導入する障壁は、実は想像以上に低いことをご存知でしょうか。この記事では、自宅用サウナのよくある誤解を解き明かし、皆さんの疑問や不安を解消していきたいと思います。

 

自宅用サウナとは

サウナにはバレルサウナやテントサウナなど、様々な種類があります。

本記事で扱う『自宅用サウナ』は、自宅に設置できる屋内用のキャビン型サウナを指します。クローゼットのような箱型のビジュアルが特徴で、家具のように室内に設置することが可能です。

屋内に設置されたキャビンサウナ

自宅用サウナを導入することで、サウナ空間を自由にカスタマイズすることができ、自宅に自分だけのプライベートサウナを保有できます。誰にも邪魔されず好きな時間に思う存分サウナを楽しめる点は、ホームサウナ最大の魅力です。

自宅用サウナには多くの魅力がある一方、ハードルの高さを感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、そのような不安や疑問は杞憂に過ぎないかもしれません。実際、導入を検討している方々とお話をしてみても自宅用サウナに関する様々な誤解が見受けられます。

本記事を通じて自宅用サウナにまつわる6つの誤解を紐解いていきたいと思います。

 

自宅用サウナのよくある誤解1 
電気代が高い

自宅用サウナでよく聞かれる質問Top3といってもいいのが、「電気代高いんでしょう?」です。確かに、自宅サウナの導入には維持費用が必要であり、その多くを電気代が占めます。

電気料金はエリアや会社によって異なりますが、東京電力の場合、200vで4.5kwのストーブを利用すると、おおよそ120円/h~となります。(電気基本料金は除く / 東京電力第2段階料金)4.5kWのストーブを使用し、毎日1時間利用したと仮定すると、月々の電気代は約3600円です。

自宅サウナの初期費用については、造作品に比べて安価な既製品の選択肢が増えており、従来と比べても比較的低コストでの導入が可能です。今後はさらに幅広い価格帯に対応する様々な自宅サウナが普及することでしょう。

電気サウナストーブのスイッチを入れる清水みさとさん 

 

自宅用サウナのよくある誤解2 
電気工事が大変

 自宅にサウナを導入する場合、サウナストーブに使用する200v単独専用電源をご準備いただく必要があります。それに伴い、殆どの場合で電気工事を行う必要があります。

電気工事にハードルの高さを感じる方は多いかもしれませんが、自宅サウナで用いる200V電線は、エアコンでよく使われる配線と同様のものです。そのため工事自体は決して特殊ではなく、数時間程度で完了することがほとんどです。

電気工事は自宅サウナの購入時に手配することが多く、しっかりとしたサポートを受けることができます。

ただし、サウナ施工の経験が無い電気事業者によるトラブルも散見されていますので、自宅用サウナの施工経験がある事業者を選定することも重要となります。

 

自宅用サウナのよくある誤解3 
メンテナンスが大変

こちらもよくいただく質問Top3です。掃除が大変なんでしょう?」「カビが生えてきそう」「メンテナンスコストがかさみそう」と否定的な意見が多いのもメンテナンスに関する領域です。

とはいえ、実は自宅用サウナのメンテナンスは非常に簡単です。日本人は「お風呂」というメンテナンス工数でいうとはるかに大きい設備を毎日掃除していますが、サウナはお風呂のように毎日掃除する必要もありません。

使用後の乾拭きに加え、定期的な水拭きで十分綺麗に保つことができます。もちろんサウナは木製であるため、メンテナンスの有無で耐用年数が変化します。例えばサウナ用の専門塗料を数年に1度塗布することで、木材を腐食から守ることが可能です。

そういった簡単なメンテナンスを継続していただくことで、10年、20年と長く利用していただくことができます。

 

totonoüの自宅用サウナから溢れるライト

 

自宅用サウナのよくある誤解4 
マンションや賃貸には設置できない

「うちはマンションだから」と検討する前に断念してしまう方がいらっしゃいますが、自宅サウナはマンションや賃貸物件にも設置できます。リビングや寝室等に設置する事例もあり、インテリアとしても抜群の存在感を放ちます。

近年人気のある1人用自宅サウナは、コンパクトなサイズで家具のように手軽に導入することができます。多くの場合、管理組合からの設置許可を求められますが、しっかり協議をすることで設置を許可いただけるパターンが大半です。なお、totonoüでは導入時の協議サポートも無償で提供しています。

totonoüのサウナを体験した後に、外気浴をする清水みさとさん 

 

自宅用サウナのよくある誤解5 
温度管理が大変

自宅用サウナに対して「最高温度が低い」「高温設定は時間がかかる」「ロウリュを使用できない」と誤解されている方が多くいらっしゃいます。

ですが、サウナを高温度で楽しみたい方にも、自宅サウナは非常におすすめです。

自宅サウナは最高110℃まで温まり、ロウリュの使用も可能です。Wi-Fiを経由して温度管理をスマートフォンから遠隔操作できる製品もあり、好きなタイミングにベストな温度でサウナを楽しむことができます。温まるまでの所要時間はサウナ室の大きさや出力に左右されますが、通常30分程度で十分サウナを楽しんでいただける温度に至ります。ご自宅でも温浴施設やホテルと変わらないクオリティのサウナを楽しむことができます。

また、自宅サウナでは断熱材を使用しており、部屋全体の温度が大幅に上がることはありません。サウナ利用中に外壁を触っても「少し暖かい程度」であり、温度管理に対する心配は必要ありません。

totonoüの自宅用サウナの中で深呼吸する清水みさとさん

 

自宅用サウナのよく誤解6 
防水工事が大変

自宅用サウナを設置する場合には、防水工事が必要だと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、その必要はありません。

基本的には完全な防水処理や排水溝の設置は必要なく、防水シートを床に敷くことで対処可能です。

ドライサウナの場合、サウナ室内で発生する水分は、入っている方の汗もしくはロウリュ時に溢れた水となります。

そのため、大掛かりな防水工事をせずとも、屋内空間での使用が可能であり、長期にわたって手軽にサウナを楽しむことができます。

床の張替え工事のイメージ 

 

 

まとめ

このように自宅用サウナには多くの誤解があります。

これまで不安から導入を決断できなかった方も多いのではないでしょうか。誤解を払拭し、正しい知識で購入を検討することをおすすめします。

誤解 解説
誤解1 費用が高い
維持費用は月々約3600円(主に電気代)
誤解2 電気工事が大変 数時間で完了し、特殊な工事は必要ない
誤解3 メンテナンスが大変 使用後の乾拭きと年に数回の水拭きのみ
誤解4 マンションや賃貸には設置できない
設置事例多数あり
誤解5 温度管理が大変
30分程度で110度に達しロウリュも可能
断熱材により室内の温度に影響なし
誤解6 防水工事が大変
工事不要で防水シートなどで対処可能

 

    本記事が皆さんの疑問や不安を解消し、「サウナと共にある暮らし」を実現する一助になれば幸いです。

     

     💡 totonoüではこれからも、製品選定から行政協議のサポート、輸入、輸送、施工、メンテナンスまでをワンストップで提供し、「サウナと共にある暮らし」の今まで以上の実現に向けて邁進してまいります。

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