家庭用サウナ・自宅用サウナのよくある質問
この記事では、totonoüの家庭用サウナ・プライベートサウナの購入を検討されている方向けに、よくある質問や注意点などをご紹介します。 |
1.組み立てについて
家庭用サウナはパーツの状態で日本に送られてくるため、施工場所で組立工事を行います。施工完了までは通常約半日程度で完成します。totonoüの施工チームにご依頼いただくか、施工会社のご手配、お好きな方を選択いただけます。
さらに弊社が輸入しているAuroomの家庭用サウナはエストニア本国の工場で現地の職人さんが一度組み立てを行い、不備や不具合が無いことを確認をしてから日本に発送するフローが整備されております。そのため品質管理の面で安心できることに加え、DIY経験のある方であればご自身での組立も可能となっております。
また、サウナを設置する際に場所の条件として、給気と排気の室内における自然循環が必要である為、下記のように電気ストーブメーカー推奨のクリアランス(サウナ外壁と室内壁との離隔距離)がございます。
・壁掛けストーブ設置側の「サウナ外壁面」と「設置場所室内の壁面」とのクリアランスを 100mm 以上
・「サウナ天板」と「設置場所室内の天井」とのクリアランスを 100mm 以上
加えて サウナ室の組み立ては、サウナ室の外からビスを打つ必要がございます為、施工場所の条件として人一人が通れる場所の確保は最低限必要となります。
2.床への配慮について
totonoüが提供する家庭用・プライベートサウナには床がありません。そして、基本的にサウナ室内床面は温度が高くなることはございません。その為、サウナ室内床面と室外床面温度で変わりは無く、温度が原因での床面劣化の心配よりもロウリュの水が溢れたり、汗が落ちた際の床面劣化をケアする必要がございます。ホームセンターでも手に入る防水性のあるタイルやマット等をご用意頂くことを推奨致します。(totonoü側でご準備することも可能です。)
3.メンテナンスについて
お掃除について
サウナはお風呂と違い、毎日掃除する必要はありません。使用後に毎回、水をかけて流すことも不要です。年に数回程度、弱めの中性洗剤を使って水拭きする程度で十分綺麗になります。
カビ対策
サウナはロウリュをすると湿度が非常に高くなり、体の汗が壁や椅子ついてしまいます。汗はカビの原因となりますので、使用後には軽めの水拭きをして綺麗にし、余熱で乾燥させてください。お時間があれば乾拭きをすることをオススメしています。
木材のヒビ対策
日頃から使われる場合は気にする必要はありませんが、長期間使わない場合は木材が乾燥し、ひび割れてしまうこともあります。乾燥する季節にしばらくサウナを使わないときは、コップに水を入れておいて置くなどの乾燥対策が必要です。
電気ストーブ
ロウリュの際、水をかけすぎず、指定の場所以外に水をかけないようにご注意が必要です。電気ストーブの故障の主な原因が過剰なロウリュです。定期的に使用している場合でも、サウナストーンが十分に温まってない状態でロウリュすると漏電する可能性がありますので、温まるまで待って頂くことはもちろん、温まるまでの時間に異常がないかを確認して頂くと長く愛用して頂くことが出来ます。
4.安全性について
お届け時の段階で外壁と内壁の間に断熱材が入っています。また、木材はワックス加工がされており、断熱性・防水性・防湿性が高い状態でお届けされます。 キャビンサウナは改良されたアスペンの木材で作られています。アスペンは樹脂を分泌せず、触ってもあまり熱くならないので、理想的なサウナ素材となります。また、熱処理された木材は(Cala Glass Saunaのように)耐久性が増し、サウナの寿命が延び、より豊かで深みのある色になります。
また防火の観点において、弊社が採用しているTylo社の電気ストーブは、室内の温度センサーに加えて、電気ストーブの本体にも温度センサーがついており、二重のセンサーで安全性を担保しています。(都内のラグジュアリーホテルであるアマン東京や椿山荘でも採用されている製品です)
5.電気工事について
一般的な家、マンションの場合は電気工事が必要となります。
電気工事サウナストーブ用には200v単独専用電源をご準備いただく必要がございます。分電盤からサウナ室の距離などによって工事料金は変わりますので、totonoüに依頼頂くか、お近くの電気工事店までお問い合わせください。
また、弊社が取り扱うTylo社の電気ストーブは200V単相で合計45アンペアの電力を使用するものがAuroom社製キャビンサウナに適合する電気ストーブとなります。(variaのサイズアップオプションの場合を除く)
その為、最低でも60アンペアまでご契約の電力内容を引き上げる申請を行うことを推奨させて頂きます。電力の引き上げ申請自体は原則無料で行うことができ、賃貸物件の場合は退去時に、元の契約電力に戻す事を求められる事がございます。
6.消防署への申請について
家庭用サウナに関する消防申請の要否は自治体によって扱いが異なりますので、管轄の消防署に問い合わせることを推奨しています。自治体によっては「火を使用する設備等の設置届出」が必要となる場合があります。最終的な判断は消防署及び管理組合側となりますが、弊社では安全かつ適法に設置できるよう、totonoüでは申請のサポートも行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
7.管理組合とのコミュニケーションについて
賃貸マンション、分譲マンションの方はトラブルを避けるためにも、一般的にオーナー(分譲マンションの場合は不要)と管理組合等との確認を推奨しております。
「家庭用サウナ」の認知度が低いのが実態であるため、弊社では組合説明用の資料等も適宜準備しながら導入の支援を進めています。特に、サウナを設置する=大規模なリフォームをする、と思われる事が多いのですが、実際は、室内には釘を一本も刺すことなくAuroom社製のキャビンサウナは設置が可能です。また別荘地の場合は、持ち家の場合でも別荘地の管理組合が存在する場合がありますのでご注意ください。
8.注文から納品までのスケジュール
在庫状況にもよりますが、製造に0.5〜1ヶ月、配送は船便の場合は2-3ヶ月程、空輸の場合は2週間程度で到着します。ご注文から「ととのう」までを最短にすべく、現地工場や輸送会社と連携しております。
※なお、新型コロナウイルスや繁忙期の影響で、空輸スケジュールに影響がある場合がございます。予めご了承ください。
以上、家庭用・個人サウナでよくある質問についてご紹介しました。
totonoüが目指すのは**「サウナと共にある暮らし」**を日本で実現することです。サウナを愛する方のご要望や設置する環境に合わせながら最適な方法を一緒に見つけるお手伝いをしていきます。