薪ストーブを導入予定ですが、一酸化炭素中毒や火災などの事故が心配です。
一酸化炭素中毒のリスクについて
薪ストーブは、密閉された箱型の本体の中で、薪を燃焼させる暖房器です。薪ストーブの排気は、煙突からのみで、通常、室内に燃焼後の一酸化炭素や二酸化炭素が流出することはありません。
人口520万人のうち約200万人のサウナ人口がいるフィンランドでは、サウナ中に発生した死亡の年間発生率は、人口10万人あたり2人以下です。症例の半数近く(51%)が自然死と判定され、25%では熱への曝露が死因でした。全体では、全症例の50%がアルコールの影響下であり、一酸化炭素中毒によるサウナでの死亡は、サウナ入浴の頻度が高いフィンランドでも稀なケースであるというのが主な結論です。
火災のリスクについて
薪ストーブによる火災は、煙道内火災、及び低温炭化による発火が原因となります。
前者は、煙突内部の煤やタールを定期的(1年に1-2回程度)にメンテナンスすることで、火災リスクは大幅に低下します。
また、木材は通常は400度ぐらいの熱で発火しますが、熱が当たり続けると100℃から150℃ぐらいの温度でも発火してしまいます。これを防ぐべく、totonoüではストーブ周りに耐熱パネルを設置しております。