【完全版ガイド】自宅サウナの費用を徹底解説 ~導入コストや維持費とは?~

totonoüが拠点を置く北欧・エストニアでは、日本における風呂と同じような感覚で各家庭に当たり前のようにサウナが導入されており、人々はまさに"サウナと共にある暮らし"を送っています。
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自宅サウナの導入を検討される際には、ぜひこちらの記事もあわせてご参照ください。
自宅サウナのメリット
近年日本でも導入事例が増加している『自宅サウナ』。その魅力はいったいどこにあるのでしょうか。
①好みのタイミングでサウナに入れる
自宅サウナを導入する最大のメリットは、好きな時に好きなだけサウナを満喫できるようになることです。自宅にサウナがあれば、早朝や深夜にも時間を気にせず利用できるほか、天気が悪く外に出るのが億劫になるような日でも、家から出ることなくサウナを愉しむことができます。
また、温度や湿度、ロウリュのタイミングなども好みに合わせて調節することが可能です。

モデル・清水みさとさん
②よりリラックスでき、コミュニケーションの場にも
自宅サウナは混雑と無縁の『完全プライベート空間』。誰の目も気にせず、よりリラックスした状態でととのうことができます。
また、温浴施設のサウナなどでは会話が禁止されていることも多いですが、自宅サウナであれば家族や友人とともに会話をしながらサウナをお愉しみいただけます。
③出かける準備不要、サウナ浴後の過ごし方も自由
思い立った時にスイッチを押すだけでサウナに入れる、というのも自宅サウナの重要なメリットのひとつと言えるでしょう。
外部のサウナを利用する際には、着替えたり必要なものをカバンに入れたりといった「外に出るための準備」が必要となりますが、自宅にサウナがあればこうした準備は不要。また、サウナ浴後のスキンケアやヘアドライも自宅内で完結するほか、そのまますぐに寝ることも、リビングで食事をすることも可能です。

自宅サウナの導入費用(初期費用+維持費)
自宅にサウナを導入する際の費用には、主に以下の5つがあります。1~3は導入時の初期費用、4~5は導入後の維持費(ランニングコスト)です。
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ここからは、それぞれの費用について詳しくみていきます。
『自宅サウナ』と一口に言っても、屋外設置型や屋内設置型、大がかりな設置工事が必要なものから簡易的なものまで様々な種類があり、サウナやストーブ(熱源)にも種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、費用の相場も異なるため、好みや使い方、予算などを総合的に考慮しながら選ぶことが大切です。
1-1. 屋外設置型サウナの種類と価格の目安
この項目では、サウナの種類とそれぞれのメリット・デメリット、本体価格の目安などを解説します。
屋外に設置するタイプのサウナは、ご自宅や別荘の庭など、スペースが確保されていれば比較的手軽に設置することができるため、屋内設置型のサウナと比べて導入する場所をイメージしやすいというメリットがあります。
一方で、サウナは木材でできているものが多いため、屋外に設置することで天候や外気、湿度などの影響を受けやすいというデメリットもあります。そのため、屋外設置型のサウナを導入する際には、屋根材がついている製品を選ぶこと、しっかりと雨漏り対策(コーキング)をしてくれる施工業者を選ぶことをおすすめします。
また、タガの調整やドアの立て付けの調整、塗料の再塗布など、定期的なメンテナンスを行うことで、長く使っていただくことが可能となります。

屋外設置型サウナ① バレルサウナ
バレルサウナとは、バレル(barrel)=樽の形をしたサウナのことで、木材を円形に組み上げて作った部屋の中にストーブを設置して温めるタイプのサウナです。
バレルサウナは天井部が円形であるため、ロウリュの熱が最も効率的に循環する形式のサウナといわれています。シンプルなつくりゆえに、ログサウナや屋外用キャビンサウナと比べて価格が比較的手頃で、1~2日程度の短期間での施工が可能。また、一度組み立てれば常設しておくことができ、テントサウナのように毎回設営・撤収する手間がかからないという特長もあります。

他方で、断熱材を使用していないため保温性が比較的低いことや、円形の天井ゆえにベンチの高さを確保しづらく足元が冷えやすいといった弱点があります。そのため、木材の厚みがある製品や、直径が大きくベンチの高さを上げやすい製品を選ぶことが重要です。
バレルサウナの本体価格は、木材のグレードや産地によって大きく異なります。一般的に、国産バレルサウナは150〜300万円という価格帯のものが多く、北欧産バレルサウナは100〜200万円という価格帯のものが多くなっています。ただ、最近はウッドショックやウクライナ情勢の影響により、国産・北欧産共に平均価格が若干上昇傾向にあります。

北欧産バレルサウナ
また、中国産バレルサウナなどの場合、~100万円という低価格帯の製品もあります。ただ、これらの製品の中には木材のグレードが低かったり、薄い木材を使用しているがゆえに保温性が低かったりといった製品もあるので、注意しましょう。
バレルサウナについては、こちらの記事もあわせてご参照ください。
バレルサウナの国内導入実績No.1、totonoü
屋外設置型サウナ② 屋外用キャビンサウナ
屋外用キャビンサウナとは、木材のパネルを組み合わせてつくる箱型のサウナのことです。
屋外用キャビンサウナは、バレルサウナと異なり箱型であることから、天井の高さやベンチの高さを確保しやすく、足元までしっかり温まるサウナ体験を実現できるというメリットがあります。また、天井や壁に断熱材を使用している製品も多いことから、保温性が高いのも特長のひとつです。

一方、日本での取り扱い事業者や製品の種類がまだあまり多くないため、バレルサウナと比べると選択肢が少ないことや、バレルサウナや屋内用キャビンサウナよりも価格帯がやや高めであるというデメリットがあります。
屋外用キャビンサウナの本体価格も、バレルサウナ同様、木材のグレードや産地によって大きく異なります。一般的に、国産では150〜250万円、北欧産では100〜300万円という価格帯のものが多くなっています。また、中国産では50~100万円という低価格帯の製品もあります。
屋外設置型サウナ③ テントサウナ
テントサウナは、アウトドア用の耐熱性テントの中に薪ストーブを設置し、テント内を高温にすることでサウナ空間を作り出すものです。
テントを畳めば持ち運ぶことが出来るので、自宅や別荘の庭だけでなく、キャンプ場や河川敷など好きな場所に設置できることが最大の魅力といえます。また、常設型のサウナと比べると価格が安く、メンテナンスが簡単というメリットもあります。
※キャンプ場や河川敷などではテントサウナの使用が禁止されている場合もあります。設置場所については必ず事前に確認するようにしましょう。

ただ、常設型のサウナと異なり毎回設営・撤収する手間がかかるほか、天候や外気温の影響を受けやすく、風が強い日や場所での設置は難しいなどのデメリットもあります。
テントサウナの本体価格は、収容可能人数や機能性などによって幅があるものの、概ね10~30万円程度です。
1-2. 屋内設置型サウナの種類と価格
屋内に設置するタイプのサウナは、外気や湿度の影響を受けにくく、屋外設置型と比べてメンテナンスが比較的容易であるというメリットがあります。
戸建ての住宅やマンションの専有部にサウナを導入する場合、新築やリフォームの機会に合わせて設計図面内にサウナを配置することが多いですが、キャビンサウナのようにその場で組み立てるタイプのサウナであれば、既存の間取りのまま空いている部屋にサウナを導入することも可能です。

屋内設置型サウナ① 屋内用キャビンサウナ
屋内用キャビンサウナとは、屋外用キャビンサウナと同じく、木材のパネルを組み合わせてつくる箱型のサウナのことです。
屋内用キャビンサウナの最大の魅力は、既存の間取りのままでもスペースさえ確保できれば気軽に設置できる点にあります。造作でイチから製作するサウナと比べて短期間(1~2日)での施工ができ、価格も比較的手頃です。また、引っ越しの際にも、解体して次の住居に運ぶことができるという利点もあります。

一方で、屋外設置型と比べると空間がやや狭いものが多く圧迫感を感じる場合があること、マンションの専有部に設置する際には管理組合などとの協議が必要となることなどがデメリットとして挙げられます。また、部材を搬入するためのスペースがあるかどうかも事前に確認する必要があります。
屋内用キャビンサウナの価格帯は、木材のグレードや産地などによって異なりますが、バレルサウナと比べると国産・北欧産の価格にはさほど差がありません。一般的に、国産の場合は100〜300万円という価格帯のものが多く、北欧産の場合は100〜200万円という価格帯のものが多くなっています。また、中国産などの場合は40~100万円という低価格帯の製品もあります。

北欧産屋内用キャビンサウナ
\賃貸物件やマンションへの導入事例多数/
屋内設置型サウナ② 造作サウナ
造作サウナとは、キャビンサウナやバレルサウナなどの既製品のサウナと異なり、オーダーメイドのサイズ、かつ建築資材を使って、"一から作る"タイプのサウナです。
デザインやサウナ室内の間取りなど設計段階でカスタマイズできる箇所が多く、自分好みの唯一無二の空間にできるというメリットがあります。
ただ、一から作るゆえに大がかりな工事が必要となるため、施工費が高額となる場合が多い、既製品のサウナと比べると施工期間が長い、といったデメリットがあります。また、こちらも屋内用キャビンサウナ同様、マンションの専有部に導入する場合には管理組合などとの協議が必要となります。

造作サウナの価格は、収容可能人数や間取りなどによって幅があるものの、他のタイプのサウナと比べて高額になる場合が多く、概ね300万円〜という価格帯になっています。
1-3. 自宅サウナの本体価格の目安まとめ
国産 | 北欧産 | 中国産 | ||
屋外設置型 | バレルサウナ | 150~300万円 | 100~200万円 | ~100万円 |
キャビンサウナ | 150~250万円 | 100~300万円 | 50~100万円 | |
テントサウナ | 10~30万円 | |||
屋外設置型 | キャビンサウナ | 100~300万円 | 100~200万円 | 40~100万円 |
造作サウナ | 300万円〜 |
2-1. ストーブ(熱源)のタイプと価格の目安
サウナにとって欠かせない要素であるストーブ。ストーブは、サウナの本体価格とは別料金で販売されている場合が多いため、初期費用として考慮する必要があります。この項目では、ストーブ(熱源)の種類とそれぞれの本体価格の目安などを解説します。
薪ストーブと電気ストーブの違いについては、こちらの記事もご参照ください。
薪ストーブ
薪式のサウナストーブは、主に屋外設置型のサウナで人気の熱源です。電気ストーブと比べて輻射熱を多く放出するため、体感温度が高く身体の芯から温まることができるのが特徴です。使用後の灰の掃除や定期的な煙突の掃除などが必要となりますが、適切にメンテナンスをしていただければ長期にわたって使うことができます。
薪の乾燥度合いや外気温によって変化はあるものの、目安として、燃焼開始から30~60分程度でサウナ室が80度前後まであたたまります。さらに薪を投入し続ければ、120度近くまで上げることも可能です。
薪ストーブの製品代金は30万円前後のものが多く、電気ストーブよりも比較的手頃な価格となっています。
電気ストーブ
電気式のサウナストーブは、屋外・屋内を問わずいずれのサウナでも使用される熱源です。取り扱いが簡単なのが最大の魅力で、スイッチを押すだけで温めることができ、温度を一度単位で設定できるタイプのものもあります。
電気を使用するためロウリュは難しいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ストーブの上部にサウナストーンを置くことでロウリュを愉しむことが可能です。
モデルや出力によって違いはあるものの、サウナ室が十分な温度まで上がるのに要する時間は概ね30分程度で、薪を用意する手間もかからないため、薪ストーブよりも準備時間が短く済むのもメリットのひとつです。また、アプリを使うことで、外出先からストーブのon/offをコントロールできるモデルもあります。
電気ストーブの製品代金は約40万円〜で、薪ストーブと比べると価格は高め。また、設置の際に200Vの配線工事を行う必要があり、場所によっては電線引き直しの工事が追加されることもあるため、工事費にも留意が必要です。
遠赤外線サウナ
遠赤外線サウナは、電気ストーブを用いたサウナとは異なる仕組みのサウナです。
電気ストーブを用いたサウナは、電気でストーブの周りの空気を温め、その空気を対流させることでサウナ室内を高温にしています。対して、遠赤外線サウナは、遠赤外線ランプからの輻射により直接体を温める仕組みです。
遠赤外線サウナの温度は50~60℃が一般的。電気ストーブや薪ストーブを用いたサウナと比べて低温に設定されていることが多いため、長時間入っていても息苦しさを感じづらいというメリットがある一方で、体が温まるのに時間がかかるというデメリットがあります。また、近年人気が高い「北欧式サウナ」のような中〜高程度の温度やロウリュによる蒸気を愉しむといった体験はできず、あくまでも赤外線の熱でじっくりと汗をかくという楽しみ方となるので、留意が必要です。
ストーブを別売りで設置するタイプのサウナと異なり、遠赤外線サウナは熱源となるヒーターが埋め込まれている場合が多いです。そのため、熱源の費用ははじめから本体価格に含まれていることが多く、30~100万円という価格帯のものが多くなっています。
2-2. ストーブ価格の目安まとめ
薪ストーブ |
30万円~ |
電気ストーブ |
40万円~ |
遠赤外線サウナ(サウナの本体価格込) |
30~100万円 |
\ストーブ選びのポイントを詳しく知りたい方へ/
3-1. 施工費
サウナの設置工事にかかる費用は、サウナの設置場所や設備の必要性によって変動します。一般的には屋内設置型サウナよりも屋外設置型サウナの方が施工費が高額となる傾向にあり、おおよその相場は、屋内設置型サウナが約30万円〜、屋外設置型サウナが約40万円〜となっています。
また、前述したように、電気ストーブを設置する場合には電気工事のための費用が追加コストとして発生することになります。こちらの費用の目安は15万円〜です。
サウナの施工費について少々高額に感じてしまうかもしれませんが、日本にはサウナの施工経験が豊富な職人がまだまだ少ないのが実情です。サウナの施工経験がない事業者に施工を委託することで、サウナ室内で雨漏りが発生してしまったり、ストーブ(熱源)と木材(可燃部)との離隔距離が遵守できておらず火災に至ってしまったり、といったリスクもあります。
そのため、DIYに自信がある方を除いては、サウナ施工の実績がある事業者に依頼することを推奨します(DIYで設置する場合も、離隔距離や火災対策には十分にお気をつけください)。
3-2. 施工費の目安まとめ
屋内設置型サウナ |
約30万円~ |
屋外設置型サウナ |
約40万円~ |
電気工事費 |
約15万円~ |
施工やメンテナンスまで、「ととのう」をサポート。
4-1. 光熱費
薪ストーブ
薪ストーブは電気ストーブよりも初期費用が抑えられるというメリットがあるものの、使用のたびに薪を購入する必要があります。1時間あたり1~2kgの薪が必要で、一回で使用する薪の量は一束から二束が一般的。薪の購入元や地域によって差があるものの、コストとしては約100~160円/h 程度です(着火材等は除く)。
電気ストーブ
電気ストーブを使用した場合の電気料金は、エリアや会社によって異なるものの、200vで4.5kwのストーブを使用する場合は約120円/h~(電気基本料金は除く / 東京電力第2段階料金)。3時間サウナを愉しんだ場合でも約360円で、薪ストーブと比べると手頃な価格でお使いいただけます。
遠赤外線サウナ
電気ストーブよりも出力が小さい遠赤外線ヒーターを用いるため、電気料金の目安は約40円/h~です(電気基本料金は除く / 東京電力第2段階料金)。
4-2. 光熱費の目安まとめ
薪ストーブ |
約100~160円/h |
電気ストーブ |
約120円/h~ |
遠赤外線サウナ |
約40円/h~ |
5-1. メンテナンス代
バレルサウナやキャビンサウナなどは木材でできているため、長くお使いいただくためにはメンテナンスを避けて通れませんが、適切にメンテナンスをすれば長期間にわたって快適かつ安全にお使いいただくことが可能となります。
サウナのメンテナンスについては、こちらの記事もあわせてご参照ください。
全サウナ共通のメンテナンス項目
サウナ掃除の基本は使用後の拭き掃除。お風呂と違い、毎日掃除する必要はないものの、定期的な掃除やカビ対策をすることで、サウナ室内を清潔な状態に保つことができます。
また、サウナを長く使用しているうちにタガの調整や締め直し、ドアの建付けの調整が必要となる場合があるほか、ガラスが破損した場合にはその交換・修理などが必要となります。ベンチの交換をする場合には15万円ほどかかりますが、20年に1回程度でよいといわれています。
屋外設置型のサウナ
屋外に設置するタイプのサウナの場合、木材の劣化を防ぐための再塗装は非常に重要なメンテナンス作業です。風雨や紫外線にさらされることで、外壁が徐々にダメージを受けるため、数年に一度の定期的なメンテナンスを行うことでサウナの外観と機能を長持ちさせることができます。
なお、サウナ室内は高温であるため、化学物質を含んだ塗料を使ってしまうと、有毒ガスが揮発して人体に影響を及ぼす可能性があります。揮発しにくく害のない天然由来のサウナ専用塗料で塗装を行った上で、定期的に塗り替えを行い、木材の腐食を防ぎましょう。
再塗装の作業はDIYでも対応可能。totonoüでは、塗料として「キシラデコール」の3.4Lもしくは7Lで「#101カラレス」を推奨しており、価格は約1.1万円〜となっています。
屋内設置型のサウナ
屋内に設置するタイプのサウナの場合にも、サウナ室内のベンチに数年に一度塗料を再塗布することで、汗によるダメージを軽減することが可能となります。
再塗装は、屋外設置型と同じくご自身で対応いただける作業です。サウナ用塗料は国内製品だと種類が少なく、totonoüでは「サウナキープロング(約1.3万円〜)」を推奨しています。
ストーブ
薪ストーブを使用している場合、すすや汚れが溜まると空気の流れが悪くなり煙道火災のリスクが高まるため、年に一度、煙突の掃除を行う必要があります。
電気ストーブを使用している場合には、ヒートエレメント(電熱線)の劣化により温度調整が不安定になることがあるため、家庭用サウナでは数年〜10年に一度、ヒートエレメントの交換が必要です。ヒートエレメントは、3本で20万円~が一般的です。
さらに、サウナストーンも2~4年に一回ほどの頻度で交換することで、ロウリュの効果を維持し、快適なサウナ体験を長続きさせることができます。サウナストーンの価格は、全交換する場合で2~4万円が目安です。
このように、サウナを長期にわたって快適かつ安全にお使いいただくためには定期的なメンテナンスが必須となりますが、こうしたメンテナンス項目をしっかりと理解しているサウナ販売事業者はまだまだ少ないというのがサウナ市場の現状です。サウナを購入して終わりではなく、これらのメンテナンス項目をきちんとサポートしてくれる事業者を選ぶことが、自宅サウナの導入を検討する際に非常に重要なポイントといえます。
また、アフターメンテナンスの料金が透明であるかどうかも大事なポイントです。メンテナンス料金が不透明な業者の場合、後になって思わぬコストがかかることもあるため、サポート体制が整っているか、料金が明確に提示されているかといった点を事前に念入りに確認することが重要です。
5-2. メンテナンス代の目安まとめ
頻度の目安 |
メンテナンス代の目安 |
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ベンチの交換 |
20年に1回 |
15万円 |
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塗料の再塗布 |
2~4年に1回 |
3.6万円(資材*1+塗装作業費*2) *1:塗料は屋外用で約1.1万円~、屋内用で約1.3万円~ *2:DIYでも対応可能 |
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ヒートエレメントの交換 (電気ストーブの場合) |
5~10年に1回 |
20万円~(3本) |
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サウナストーンの交換 |
2~4年に1回 |
2~4万円(全交換) |
アフターメンテナンスまで徹底サポート
totonoüの自宅サウナ導入費用
totonoüの自宅サウナの初期費用
北欧・エストニア産のサウナを取り扱うtotonoüでは、主に屋外設置用サウナとしてバレルサウナ、屋内設置用サウナとしてキャビンサウナを提供しているほか、屋外設置用キャビンサウナも取り揃えています。
屋外用サウナ・屋内用サウナ共に、本体価格+ストーブ代+施工費をあわせて初期費用で約200万円〜となっています。詳細については、各種製品ページからお見積りください。
なお、totonoüでは、エストニアから日本への国際輸送費は本体価格(空輸の場合はオプション料金)に含まれています。国内送料は各地域によって異なりますので、お見積り時に正式な送料をお送りさせていただきます。
■バレルサウナ製品:https://totonou.co/collections/barrel-sauna ■屋内設置用キャビンサウナ製品:https://totonou.co/collections/katei-private-sauna ■屋外設置用キャビンサウナ "Auroom Mira S"(2~3人用):https://totonou.co/collections/all/products/auroom-outdoor-mira-s |
また、totonoüでは、国内の電気店・工務店と連携することで、サウナ製品の選定だけでなく施工や電気工事までを一気通貫で提供しています。サウナの施工は原則としてtotonoü認定工務店による責任施工とさせていただいており、『マルシンスパ』や『大阪サウナDESSE』などの有名温浴施設を手掛けてきた経験豊富なサウナプロチーム"RUSH"が担当しています。
サウナの設置における施工費及び電気工事費には様々な変数があるため、原則として現地調査後に正式な見積もりを提出させていただくこととなりますが、概算見積もりであればすぐにお出しすることが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
totonoüのメンテナンス代の目安
頻度の目安 |
メンテナンス代の目安 |
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ベンチの交換 |
20年に1回 |
15万円 |
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塗料の再塗布 |
資材+塗装作業費 |
2~4年に1回 |
3.6万円 ※塗装作業はDIYでも対応可 |
屋外設置型 塗料費 (キシラデコール) |
約1.1万円〜 |
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屋内設置型 塗料費 (サウナキープロング) |
約1.3万円~ |
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ヒートエレメントの交換 (電気ストーブの場合) |
5~10年に1回 |
16万円~(3本) |
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サウナストーンの交換 |
2~4年に1回 |
3.6万円(全交換) |
自宅サウナの導入事例
サウナ付き物件の事例
◆東京建物株式会社・賃貸マンション『Brillia ist 文京六義園』
東京建物株式会社の新築賃貸マンション『Brillia ist 文京六義園』の2戸に、totonoüの屋内設置型キャビンサウナ製品『Auroom Cala Mini』を導入いただきました。こちらは、東京建物の賃貸マンションとして初めての『サウナ付き賃貸物件』の事例です。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
◆株式会社ベルテックス・分譲マンション 『VERXEED STAIR 西早稲田』
株式会社ベルテックスの新築分譲マンション『VERXEED STAIR(ベルシード ステアー)⻄早稲⽥』の3戸に、totonoüの屋内設置型キャビンサウナ製品『Auroom Cala Mini』を導入いただきました。本物件は、単身者やDINKs向けに設計されており、⼩規模ながらも⽣活環境と利便性を重視したつくりになっているのが特長です。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
💡導入いただいた屋内設置型キャビンサウナ製品(Auroom Cala Mini) https://totonou.co/collections/katei-private-sauna/products/auroom-cala-glass-mini |
自宅サウナを導入されたお客様の声
実際にご自宅にtotonoüのサウナを導入いただいたお客様からは、サウナに入ることで「仕事の疲れが癒された」「肌の調子が良くなったと感じる」等のご意見があったほか、サウナ導入が家族や友人とのコミュニケーションにつながっているという声も多く聞かれました。
◆ご自宅に屋内設置型キャビンサウナを導入 I様
https://totonou.co/blogs/news/cabinsauna-icustomers-voice
普段在宅で仕事をしているのですが、朝や仕事の空き時間などちょっとしたすきま時間ができた際に、軽くサウナに入ってシャワーを浴びるということをするように。しっかり時間をかけてサウナに入るのも、軽めに入るのも、どちらもできるのは家にサウナがあるからこそだと思います。外のサウナ施設に通っていた時よりもサウナに入る頻度が高くなったので、汗をかく機会が増えて、私も妻も肌の調子が良くなったと感じています。肌だけでなく体調も良くなったように感じています。
💡導入いただいた屋内設置型キャビンサウナ製品(Auroom BAIA) https://totonou.co/collections/katei-private-sauna/products/auroom-athlete-sauna-baia |
◆ご自宅にバレルサウナを導入 H様
https://totonou.co/blogs/news/hbarrelsauna-customers-voice
元々はサウナ好きの私が個人でサウナを楽しむことを目的に導入しました。ですが実際に使用してみると、家族や友人がサウナに集まり、休日にみんなで楽しむための空間になっています。先週も子どもの友人やママ友、パパ友が集まってみんなでキャンプとサウナを楽しみました。1人で使うこともありますが、家族や友人も一緒に楽しめることを知り、平日に入る仕事終わりのサウナとは別の意味合いを持つ大切な場所になっています。
💡導入いただいたバレルサウナ製品(2.2mモデル) |
自宅サウナの導入ならtotonoü
totonoüは北欧・エストニアに拠点を置き、現地の工場で一つずつ手作りした高品質・ハイデザインのバレルサウナ・キャビンサウナを現地から直輸入しています。これまでに600台を超えるサウナの導入実績があり、個人のご自宅やサウナ付き物件などにも多く導入いただいております。
totonoüでは、お客様に安全かつ適法にサウナを設置していただくために、図面のレビューや行政との協議のサポートを無償で行っています。また、バレルサウナの施工は『マルシンスパ』や『大阪サウナDESSE』などの有名温浴施設を手掛けてきた経験豊富なサウナプロチーム"RUSH"が担当しています。
totonoüのサウナ製品に関してご質問がある場合はお問い合わせフォームから、見積もりを希望される場合は各製品ページから、お気軽にご連絡ください。
■ 屋内設置型キャビンサウナ製品トップページ:https://totonou.co/collections/katei-private-sauna
■バレルサウナ製品トップページ:https://totonou.co/collections/barrel-sauna