【神戸ポートピアホテル】サウナ付き客室『セレブリティスイートルーム』・担当者様インタビュー
この記事では、実際にtotonoüのサウナを導入いただいたお客様の「サウナと共にある暮らし」をお伝えしています。 今回は、『セレブリティスイートルーム』にキャビンサウナを導入された株式会社神戸ポートピアホテルの紀謙二さん(ファシリティマネジメント室長)、山口萌さん(総支配人室 営業企画 担当)にお話を伺いました。 |
全30フロア計737室、1981年創業のインターナショナルホテル
Q:本日はよろしくお願いします。はじめに、神戸ポートピアホテルについて教えてください。
山口:当ホテルは、神戸の中心地である三宮からも近いポートアイランドに位置するシティリゾートホテルです。1981年の開業以来、各種国際会議の開催などMICE都市神戸の中核的な施設として、また国内外の賓客をおもてなしするインターナショナルホテルとして歩んでまいりました。
客室数は本館・南館あわせては全30フロア計737室、宴会場は36会場、多彩なジャンルのレストラン・バーは11店舗、1,700名を収容できるシアター型大ホールなどを有し、様々なお客様・ご利用シーンに対応することが可能な施設・設備を整えております。
サウナ導入の背景にインバウンド需要も 重視したのはデザインと機能性
Q:さっそくですが、サウナ付き客室『セレブリティスイートルーム』(以下「本客室」)についてうかがいます。どのような経緯で本客室にサウナを導入することになったのですか?
当ホテルでは以前から客室の改修工事を段階的に進めており、今回、本館25階から28階に位置するエグゼクティブフロアの一部客室の改修工事を行うにあたって、今までの改修工事にはなかった特別な体験をお客様に提供できる要素としてプライベートサウナの導入を検討し始めました。
サウナとともにひのき風呂も設置することで、現在高まりつつあるインバウンド需要や、非日常的な体験価値への需要に対応し、富裕層のお客様を中心として様々なお客様に喜んでいただけるものであると考えてサウナの導入を最終的に決定いたしました。
Q:紀さんは、今回のサウナ導入においてどのような業務を担当されましたか?
紀:私は当ホテルのファシリティマネジメント室長として主に施設管理、設備管理、情報・通信システム管理、備品管理などを担当しており、今回のサウナの導入においても計画段階から実施に至るまでの全工程に関わらせていただきました。
具体的にはデザイナー及び社内関係者との最終的なサウナ製品の選定を含めた各種意匠・仕様・寸法の協議・決定や、その決定内容に基づく施工会社との調整、発注・工程・安全・品質管理および、行政や消防との協議を含む渉外を進める役割を担当させていただきました。
Q:客室へのサウナ導入は神戸ポートピアホテルにとって初めての取り組みかと思います。サウナ選定に際してどのような要素を重視しましたか?
紀:本客室に導入するサウナを選ぶにあたり、特に重視したのはデザインと機能性でした。エグゼクティブフロアのフロアイメージに合うデザインの製品を求めていたため、さまざまなサウナ製品を検討し、デザインがスタイリッシュかつコンパクトで、ロウリュができ、かつ操作性も含めた機能性を有し、客室に設置した際に室内内装にフィットする製品であったことからtotonoüさんのキャビンサウナ製品を選びました。
また、totonoüさんのホームページを見た際に、実際に屋内にサウナを設置した様子をイメージできる写真が多く掲載されていたのも、選定の決め手にもなりました。
totonoüのワンストップサポートに安心感 行政・消防協議も連携して対応
Q:サウナを導入するにあたって懸念点はありましたか?
紀:客室内にサウナを設置するにあたり、まずは行政・消防とどのような協議が必要となるのか、設置にあたっての技術的な課題は何なのかを一から洗い出す必要があったことが懸念点でした。
当ホテル内のフィットネス・スパ施設には以前からサウナを導入しており、サウナの設置・メンテナンスに関する経験・知識はありましたが、客室への設置は初めての試みで、やはり「初めて」という点においては経験や知識をフォローしていただけるメーカー・施工会社の選定が必要でした。
この点においてもtotonoüさんの、計画から施工に至るまでのワンストップサービスは本当に安心感がありました。具体的には、行政・消防協議の対応、および技術的課題の共有などフォローをしていただけました。
特に、神戸市内においてもホテル客室内へのサウナの設置は初であり、そのような中で行政・消防協議が滞りなくすすめられたのはtotonoüさんの経験、ノウハウ、きめ細やかなフォローのおかげだと感じています。
Q:サウナ導入を決めた後、改修工事はどのような形で進められましたか?
紀:サウナ導入決定後、totonoüさんから提供された詳細な図面・資料をもとに、内装や設備との取り合いの調整や工程のすり合わせなどを実施いたしました。
今回の改修工事は、当ホテルが各協力会社と直接契約・発注する「分離発注方式」で進めておりましたので、各協力会社とのやりとりは常に全協力会社間で情報共有し、課題・問題点についても常時共有いたしました。
共有された課題・問題点についてはtotonoüさんをはじめ各協力会社より素早いレスポンスをいただき、解決策を見出し、決定し、工事を進めてまいりました。特にサウナまわりについては新たな試みであったため、内装の仕様やスプリンクラー、自動火災報知機などの消防設備の選定・配置など、特に綿密に情報共有、やり取りさせていただき、都度totonoüさんから素早いレスポンスがあったことは本当にありがたかったです。
この場をお借りし、totonoüさんはじめ各協力会社さんには工期内に工事を無事納めていただけたこと、お礼申し上げます。
サウナ導入で高付加価値化 訪日客ニーズの高まりにも対応
Q:ありがとうございます。続いて、今後について聞かせてください。サウナ付き客室が誕生したことで、今後どのような効果やメリットを期待していますか?
山口:このたび、サウナ付き客室『セレブリティスイートルーム』が誕生したことで、2025年の大阪・関西万博や神戸空港の国際チャーター便就航などによる海外富裕層やビジネスエグゼクティブからのニーズの高まり、インバウンド需要にも対応できるほか、ウェルビーイングを重視する顧客層にもご満足いただける体験価値を提供できるようになったと考えています。
ホテルの体験価値の強化によって、これまで当ホテルのことをあまり知らなかった層にも興味を持っていただき、客室の稼働率や売上の向上につながっていくことを期待しています。
Q:本客室に対する顧客や市場の反応はいかがですか?
山口:本客室の誕生以降、予約状況は順調に推移しています。既存のお客様の中にも本客室に興味を持ってくださる方が多く、「ぜひ泊まってみたい」などの声が寄せられています。
まだオープンから日が経っていないこともあり、具体的な成果についてはもう少し時間をかけて見極めていく必要がありますが、サウナ導入をきっかけにこれまで当ホテルを利用したことがない層にも広くリーチできるようさらにPR活動を展開してまいります。
本客室については6月末までの期間限定で『セレブリティスイートルーム』誕生記念宿泊プランを販売していますが、それ以降もエグゼクティブフロア全体やスイートルームの稼働率向上に繋げていければと考えています。
Q:最後に、サウナ導入を検討されている他のホテルや宿泊施設のご担当者様に向けて、神戸ポートピアホテルからのメッセージをお願いします。
紀:今回の改修工事において本客室には、デザインと機能性を重視しtotonoüさんの製品を採用いたしましたが、実際に発注したあとのワンストップサービスについても十分に満足の得られるものでした。
計画や施工だけでなく行政・消防との協議などの調整についても幅広く対応していただけたので本当に助かりました。サウナを導入される場合は、totonoüさんのサウナ製品も検討の選択肢の一つとするのも良いと思います。
📍 神戸ポートピアホテル公式HP:https://www.portopia.co.jp/
💡 totonoüではこれからも、製品選定から行政協議のサポート、輸入、輸送、施工、メンテナンスまでをワンストップで提供し、「サウナと共にある暮らし」の今まで以上の実現に向けて邁進してまいります。 お問い合わせはこちらから。 |